朝ランを始める前は、「少しは何か変わるのかな」と思っていました。

体重が落ちるのか。
朝に強くなるのか。
気分が変わるのか。
正直、やってみないとわからないことが多かったです。

僕はいま37歳の会社員で、育休中です。6歳の娘と0歳の息子がいて、朝に使える時間はかなり限られています。
そんな中で、3km前後の朝ランを少しずつ続けてみました。
毎日きれいに走れたわけではありません。
週に2回から3回くらい、25分前後で走ることが多かったです。

結論から言うと、1か月で体が大きく変わった感じはありません。
でも、朝の気分、生活リズム、自分に対する感覚は少しずつ変わりました。
むしろ自分には、数字よりそっちの変化の方が大きかったです。

この記事では、朝ランを1か月続けて感じた変化を、そのまま正直に書いていきます。
劇的なビフォーアフターではなく、忙しい父親が朝に3km前後を続けたらどうだったか、というかなり現実的な記録です。
朝ランを始めようか迷っている人や、続けても意味があるのかなと感じている人の参考になればうれしいです。

最初に正直に書くと、大きく痩せたわけではない

まずここは、期待を持たせすぎないように正直に書いておきたいです。

朝ランを1か月続けたからといって、急に体重が大きく落ちたわけではありません。
見た目がはっきり変わった、という感じでもなかったです。

朝ランを始めると、「走っているんだからそろそろ変わるかな」と思いたくなります。
僕もそうでした。
でも、3km前後を週2〜3回くらい続けたくらいでは、そこまで派手な変化は出ませんでした。

ただ、それで意味がないとは思いませんでした。
むしろ自分が感じたのは、体重計の数字より前に、毎日の感じが少しずつ変わることでした。

1か月続けて最初に変わったこと

1. 朝のだるさが少し軽くなった

いちばん最初に感じたのは、朝の重さが少しやわらぐことでした。

もちろん毎朝スッキリ起きられるわけではありません。
眠い日もありますし、布団から出たくない日もあります。
でも、朝ランを始める前より、「朝ってずっと重たいもの」という感じは少し減りました。

これはたぶん、走ることそのものより、朝に体を動かす流れができたことが大きい気がしています。
起きる。
水を飲む。
少し体を動かす。
この流れがあるだけで、朝の空気が前より少し変わりました。

体力がついた、というほど大きな話ではないです。
でも、朝のスタートがほんの少しましになるだけでも、自分にはかなり意味がありました。

2. 朝ごはんが前よりおいしく感じるようになった

これもかなり実感があります。

3kmくらい走って戻ると、朝ごはんがおいしいんです。
特別なメニューじゃなくても、いつもの朝ごはんがちゃんとおいしい。
この感覚は、始める前にはあまり意識していませんでした。

トーストとヨーグルトでも、バナナでも、納豆ごはんでも、走ったあとの方が自然に食べたくなります。
しかも、それが朝の小さい楽しみになっていました。

朝ランって、走ることそのものだけじゃなくて、そのあとまで少し変えるんだなと感じたのはここでした。
「走ったあとに朝ごはんを食べる」がひとつの流れになると、朝全体が前より整いやすくなります。

3. 何もできなかった日の自己嫌悪が少し減った

これは数字では見えないけれど、自分にはかなり大きかったです。

前は、運動したいと思いながら何もできない日が続くと、それだけで少し気持ちが重くなっていました。
別に誰かに責められているわけではないのに、自分で自分に少しがっかりする感じです。

でも、朝ランを1か月の間に少しずつでも続けてみると、「自分はまったく何もしていないわけじゃない」と思いやすくなりました。
今週は2回走れた。
今日は3kmだけでも行けた。
それだけで、自分を見る目が少しやわらかくなった気がします。

朝ランは、体を変えるだけじゃなくて、自分への見方も少し変えるのかもしれないと感じたのはこのあたりです。

生活リズムで変わったこと

1. 夜の過ごし方を少し気にするようになった

朝ランを始めると、不思議と夜の過ごし方も少し変わります。

前より「明日の朝どうしよう」を考えるようになりました。
スマホをだらだら見すぎると、朝がきつくなる。
ウェアを出しておくと少しラク。
そういう小さいことを前より意識するようになりました。

毎晩完璧に整えられているわけではありません。
でも、朝ランをすることで、夜と朝が少しつながる感じが出てきました。

生活リズムって、朝だけでは変わらないんですよね。
朝に何かやろうとすると、前日の夜の扱い方も少し変わってくる。
1か月続けてみて、そこは意外と大きい変化でした。

2. 週の流れを少し意識するようになった

これも地味ですが、前より週単位で考えるようになりました。

前は、できた・できないを1日ごとに見すぎていた気がします。
でも、朝ランを続ける中で、「今週2回走れたから十分」「今週はちょっと少なかったな」みたいに、少し長い目で見る感覚が出てきました。

この見方ができるようになると、1回できなかったくらいでは気持ちが切れにくくなります。
育児中の生活では、毎日きれいに続けるより、この感覚の方がかなり大事でした。

3. 朝の時間を前より大事に感じるようになった

1か月続けてみて、朝の時間に対する感覚も少し変わりました。

前は、朝ってどうしても流されやすい時間でした。
でも、朝ランを入れると、「この時間で何をするか」が少し見えるようになります。

全部うまく使えるわけではありません。
それでも、朝の数十分って思ったより大きいな、と感じるようになりました。

短い時間でも、自分のために少し使えると、その日全体の感じが前よりましになります。
朝ランは、そのことをかなりわかりやすくしてくれました。

体の変化は小さいけれど、感覚の変化は意外と大きかった

1か月続けてみて思ったのは、体の見た目より、体の感覚の方が先に変わるということでした。

たとえば、

  • 朝の体の重さが少しやわらぐ
  • 歩き出しが前より軽い気がする
  • 少し動くことへの抵抗が減る

このくらいの変化です。

最初は「そんなの変化と言えるのかな」と思っていました。
でも今は、こういう小さい変化の方が、長く続けるには大事なんじゃないかと思っています。

大きく変わる前に、まず少しラクになる。
朝ランはその入口としてはかなりいい気がしました。

逆に、1か月続けても変わらなかったこと

ここも正直に書いておきたいです。

1か月続けても、毎朝やる気が出るようになったわけではありません。
眠い朝は眠いですし、「今日はやめようかな」と思う日も普通にあります。

それに、生活が急に整い切るわけでもありません。
育児中の朝は、やっぱり予定通りにいかない日があります。
仕事や家のことの不安が全部消えるわけでもないです。

でも、それでもいいと思っています。
朝ランを1か月続けた意味は、全部を変えたことではなく、少しだけ崩れにくくなったことの方にあると感じたからです。

1か月でいちばん大きかったのは「またやれそう」が増えたこと

振り返ってみると、いちばん大きかった変化はこれかもしれません。

朝ランを始める前より、「またやれそう」と思える回数が増えました。

前は、1回できないとそのまま止まりやすかったです。
でも、1か月の間に少しずつでも続けてみると、「今週またどこかで走ればいいか」と思えるようになってきます。

朝ランは、1回の気合いより、戻ってこられる感覚の方が大事なんだと思いました。
1か月続けてみて、その感覚が少しできたことはかなり大きかったです。

今の自分には、朝ランは体を変えるより朝を整える習慣に近い

いろいろやってみて、今の自分にとって朝ランは「痩せるためだけの運動」ではなくなってきました。

もちろん、体を整えたい気持ちはあります。
でもそれ以上に、朝ランは朝の空気を少し変えるものになってきています。

少し体を動かす。
朝ごはんがおいしくなる。
その日の気持ちが少しましになる。
この流れがあるだけで、1か月続けた意味は十分あると感じました。

忙しい生活の中だと、何かを大きく変えるのは難しいです。
だからこそ、朝ランみたいに少しずつ整う習慣の方が、自分には合っている気がしています。

まとめ

朝ランを1か月続けて変わったこととして、自分が大きいと感じたのはこのあたりです。

  • 朝のだるさが少し軽くなった
  • 朝ごはんが前よりおいしく感じるようになった
  • 自己嫌悪が少し減った
  • 夜の過ごし方を少し気にするようになった
  • 週の流れを前より意識するようになった

反対に、1か月で体が大きく変わるような派手な変化はありませんでした。
でも、毎日の感じが少しずつ変わっていく感覚は確かにありました。

朝ランを始めようか迷っている人は、1か月で人生が変わるとは思わなくていいと思います。
その代わり、朝の気分や生活の流れが少し変わることは十分ある。
自分には、そこがいちばん大きな変化でした。

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