NISAを始めようと思ったとき、最初は「早く始めた方がいいんだろうな」という気持ちが先にありました。

将来のことを考えると、やった方がいい気がする。
積み立ては早い方がいいとよく聞く。
それはたぶんそうなんだと思います。

でも、自分の中では、口座を作ることより先に決めておいた方がいいことがありました。

僕はいま37歳の会社員で、育休中です。6歳の娘と0歳の息子がいて、2026年5月から仕事復帰の予定です。
家族がいる生活の中でお金のことを考えると、勢いだけで始めるのは少し違う気がしました。

NISAって、始めること自体はそこまで難しくなくても、続けることの方が大事だと思っています。
とくに自分みたいに、今は育休中で収入や生活リズムが少し変わっている時期は、始め方より、どういう前提で続けるかの方がかなり大きいです。

この記事では、育休中の自分がNISAを始める前に、先に決めておきたかったことを3つに絞ってまとめます。
制度の説明を細かくするというより、「普通の会社員の父親として、何を整理してから始めたかったか」という目線の話です。
NISAが気になるけれど、何から決めればいいのかわからない人の参考になればうれしいです。

始める前に必要だったのは、商品選びより「続け方の前提」だった

最初は、自分も「何を買うか」がいちばん大事だと思っていました。

どの投資信託がいいのか。
オルカンがいいのか、別のものがいいのか。
そういうことばかり気になっていた時期があります。

でも、よく考えると、その前に決めておかないと続きにくいことがありました。

毎月いくらなら無理がないのか。
家計のどこから出すのか。
近いうちに使うお金まで入れないか。
値動きがあったときに、どう受け止めるつもりなのか。
こういう土台があいまいだと、始めても気持ちがぶれやすいです。

自分にとってNISAは、うまく増やすためのものというより、家族の生活を崩さずに少しずつ将来へ回す仕組みにしたかったです。
だから、商品を選ぶ前に、まず前提を決める方が大事でした。

決めたこと1 積立額は「理想の金額」ではなく「今でも続く金額」にする

いちばん最初に決めたかったのは、毎月いくらなら続けられるかでした。

NISAの話を見ていると、できるだけ早く、できるだけ多く入れた方がいいように感じることがあります。
たしかに、それができるなら心強いと思います。

でも、自分の生活ではそこを理想から考えると、少し苦しくなりやすいです。

育休中は、普段と同じ感覚で家計を見にくい時期でもあります。
これから仕事復帰もある。
子どもにかかるお金もこれからまだ増えていく。
そう考えると、最初から気合いの入った金額にするより、今でも続けられる金額の方が大事でした。

自分の中では、「頑張れば出せる額」ではなく、「今の生活でも無理が出にくい額」にする方が、かなりしっくりきました。

積立って、始める瞬間より、続ける時間の方が長いんですよね。
だから、最初から大きくしすぎない。
ここはかなり大事だと思っています。

決めたこと2 近いうちに使うお金と、NISAに入れるお金を混ぜない

これもかなり大きかったです。

NISAを始めるとき、自分の中でいちばん避けたかったのは、生活の安心と積み立てを同じお金で考えてしまうことでした。

家族がいると、急に必要になるお金ってあります。
子どものこと。
家のこと。
仕事復帰前後の変化。
そういうものに使うかもしれないお金まで、先に積み立てへ回してしまうと、気持ちが落ち着かなくなりやすいです。

だから自分は、すぐ使うかもしれないお金と、しばらく使わない前提で置くお金は分けて考える方がいいと思っています。

NISAって、始めると「せっかくだからもっと入れた方がいいかな」と思いやすいです。
でも、自分には、生活の安心を削ってまで入れるものではない、という線を先に持っておく方が大事でした。

お金のことって、増やす話より、安心して続けられるかの方がずっと大事なんですよね。
そこがあいまいだと、値動きがあったときにも落ち着いて見にくくなります。

決めたこと3 最初から商品を増やしすぎない

これも、始める前にかなり意識したかったことです。

NISAを見始めると、いろいろな商品が目に入ります。
あれもよさそう。
これも必要かもしれない。
分けた方が安心かな。
そんなふうに考えやすいです。

でも、自分の性格だと、最初から広げすぎると管理した気になって、逆に迷いやすくなる感じがありました。

普通の会社員で、子育て中で、毎日お金のことばかり見ていられるわけではない。
そう考えると、最初はシンプルな方がかなり合っています。

たくさん選ぶことより、自分で理解できる形にしておくこと。
これが大事でした。

お金のことって、選択肢が多いだけで疲れるんですよね。
だから、最初から広げすぎない。
あとで必要を感じたら見直す。
この順番の方が、自分にはかなり現実的でした。

逆に、先に決めないとぶれそうだったこと

自分の中で、先に整理しておかないとぶれやすそうだったのはこのあたりでした。

  • 毎月の積立額をどこまでにするか
  • 生活費と積立のお金をどう分けるか
  • 値動きがあったときに慌てて変えないか
  • 最初から商品を増やしすぎないか

このあたりが決まっていないと、始めても少し不安が残りやすいです。

とくに育休中みたいに生活が動いている時期は、完璧な正解を探すより、「今の自分が無理なく続けられる線」を決める方が大事でした。

自分にとってNISAは、「増やすため」より「整えるため」のものにしたかった

いろいろ考えてみて、自分の中ではこの感覚がいちばんしっくりきています。

NISAは、短く大きく増やすためのものというより、家族のある生活の中で、少しずつ将来へ回す流れを整えるためのものにしたかったです。

朝ランや家トレもそうですが、自分は何でも「強くやる」より「続く形を作る」方が合っています。
NISAもたぶん同じで、始め方より、無理なく残る形の方が大事でした。

積立額を大きくしすぎない。
生活の安心を削らない。
商品を増やしすぎない。
この3つがあるだけで、かなり落ち着いて始めやすくなる気がしています。

現時点の制度メモとして、自分が先に確認しておきたかったこと

制度そのものの細かい説明はここでは主役ではありませんが、前提として確認しておきたかったのは、NISAは現在、18歳以上が対象で、つみたて投資枠が年120万円、成長投資枠が年240万円、非課税保有限度額は合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)で、両枠は併用できます。また、NISA口座は1人1口座で、金融機関の変更は年単位で可能です。 [oai_citation:0‡金融庁](https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/slide_202406.pdf)

こういう制度の数字は大事ですが、自分にはそれ以上に「その枠をどう使うかの前提」を先に決めておく方が大きかったです。制度は使えるけれど、生活に合わない形で始めると、たぶん続きにくい。そんなふうに感じています。 [oai_citation:1‡金融庁](https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/slide_202406.pdf)

まとめ

育休中の自分がNISAを始める前に、先に決めておきたかったことはこの3つです。

  • 積立額は今でも続く金額にする
  • 近いうちに使うお金と混ぜない
  • 最初から商品を増やしすぎない

NISAは始めることも大事ですが、それ以上に「どういう前提で続けるか」の方が、自分にはかなり大きいと感じています。

これから始めるなら、何を買うかを急ぐ前に、まずは今の生活で無理なく続けられる線を先に決めてみるのがおすすめです。

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